中古マンションを購入したときに重視したポイントとして時間が経っても資産価値が落ちない物件を買うことでした。
もちろん将来がどうなるかはわかりません。買ったマンションの価値が落ちることもあるでしょう。
しかし、これから紹介する項目に当てはまるマンションを購入することで価値が落ちるリスクを最小限にすることができるかもしれません。
最終的には自分で考えて購入することになりますが、少しでも参考にしてもらって背中を押せればと思います。
最重要事項を押さえる
資産価値が落ちない物件を購入することを考えたときに一番重要なことは、新築マンションを買わないということです。
資産価値よりも重視するものがあれば、新築マンションを買うことは全然問題ないと思います。あくまで資産価値を重視した時の考え方であって、新築マンションを買う人のことを否定するものではありません。
新築マンションは、購入した時点で価格が下がると言われています。
例えば、4000万円のマンションが売りに出されていたとして、購入した瞬間に3000万円に価値が下がります。
この1000万円というお金は、ショールームやCMなどの広告費、それに付随する人件費や利益に当てられています。
この価格の下落幅が大きいのが、新築の仕組みとなります。
私たちは、リノベーションをするつもりだったので中古マンションを探していました。
なので新築マンションは最初から選択肢にはありませんでした。
しかし、リノベーションをするしないに関わらず新築マンションの値段がどう決められているかを知った上で物件を探した方がいいと思います。
ちなみにですが物件価格というのは、20~25年かけて緩やかに物件価値が下がっていきます、
中古といっても25年、30年以降は価格が下がり切っててねらい目です。
ただ、あまりに古すぎると旧耐震基準の建物になってしまうから耐震性を気にしてる人は要注意です。
購入前に専門家(お世話になるリノベ会社とか)に相談した方がいいかもしれません。
他に重視したこと
他に重視したことは以下のようなことです。
- 人が多いエリアを選ぶ
- 発展していきそうなエリアを選ぶ
- 賃貸・売却しやすい間取りを選ぶ
- 管理がちゃんとされているマンションを選ぶ
人が多いエリアを選ぶ
人が多いエリアは、それだけで需要のある地域です。
購入時の価格も上がる可能性はありますが、それだけ資産価値は落ちない。
私たちは広島市を中心に物件を探していたので、比較的人の多いエリアです。
さらに利便性の良い場所、周辺のお店が充実しているなどを確認しながら物件を選びました。
発展していきそうなエリアを選ぶ
発展していくエリアは物件価格が上がる可能性があります。
再開発を行う予定の場所のマンションを買ったりするのが良いかもしれません。
広島だと、西広島駅が現在開発中でこれからどんどん発展していきそうな気がしています。
賃貸・売却しやすい間取りを選ぶ
どんなひと貸したり売ったりするかを想像することが大切です。
買った状態で住むのではなく、リノベーションすると今の暮らしにあった住みやすい間取りになることで価値がアップします。
私たちの場合、夫婦2人で住む広さのマンションを購入しました。独身、子育て後の夫婦にニーズがあると思って購入してます
管理がちゃんとされているマンションを選ぶ
「大規模修繕計画」が計画されていることや、その計画がされた上で修繕金についての協議がされていることがうまく運営されていることの判断をすることができます。
管理費・修繕金は月々のことなので安く抑えたいと思うのは当たり前ですが、それが安すぎてもちゃんとした維持が難しくなります。
築年数が経つにつれて、建物も人間と同じように具合が悪くなリます。
例えば、雨漏りがひどくて外壁直したくなったり、屋上の防水直したい・・・けどお金なかったらどうしようもありません。
住民さん全員でマンション維持していかなきゃいけないのでみんなが協力的なことも大事です。
滞納金が多かったり、修繕に意欲的ではないなどの情報は理事会の議事録があれば分かったりします。購入前に確認するのが良いですね。