私たち夫婦は晴れて中古マンションを購入できたわけですが、その物件選びには少なからず妥協した部分もあります。
理想が100%としたら、70〜80%といったところでしょうか。
中古物件探しを始めて約半年、紆余曲折あって最終的に出会った物件。その道のりについてはこちらをご覧ください。
入居時期に希望はなく比較的ゆったりと探していましたが、予算については一般的な30代前半の庶民で億万長者ではないため限りがあります(笑)。
その限られた中でどう理想に近いものを探していくのか?
購入したマンションのメリット・デメリットについて紹介していきます。
どんなところにメリット・デメリットを感じるのか
大きく分けると、以下の3つの項目に対してメリット・デメリットを感じています。
- 広さ
- 立地
- その他
この記事では、広さのメリット・デメリットについて紹介します。
広さ
ファミリー世帯が住む住宅の広さって、どのくらいでしょうか?
一般的にマンションで3LDKと呼ばれる間取りは、平米数でいうと70~80㎡くらい必要です。
もっと広く100㎡くらいほしい!と思う方もいるかもしれません。
私たちが購入したマンションは約40㎡という広さです。お世辞にも広いとは言えませんね。
なぜ、この広さで決断できたかというと、大きくは2点あります。
- 今の賃貸暮らしの広さが基準に
- 2拠点生活(セカンドハウス)前提の考え
今住んでいる賃貸の広さは、42㎡と購入物件とほぼ同じ大きさ。
そこに、結婚する前から夫婦二人、ワンルーム(個室なし)で暮らしています。
はじめは「自分の部屋ほしい」とか「ケンカしたら逃げ場がない」とか、上手くやっていけるか心配な面もありました。
コロナ禍となって在宅ワークをするようになり、住めば都なのか、私たちにとっては決して”狭い”とネガティブに思うことはありませんでした。
きっと私たちにはフィットし、ちょうどいい空間だったのでしょうね。あまりマメじゃないので掃除するのにギリギリ手も届きます(笑)
(ちなみに妻:ざらの実家は4LDKのマンションに家族3人で暮らしてましたが、個室はほぼ物置になって、団らんの時間はみんなで狭いリビングでTV見る、という状況…せっかくある広さって何の意味。)
つまり、人によって広さの感じ方や必要なスペースの大きさもまちまち。今の暮らしの広さが、イメージを掴むのにとても役立ちました。
では、その広さって夫婦二人だから成立してるんでしょ?将来子どもができたら大丈夫?と思う方もいると思います。
そこで、もう一つの考えの軸となったのが2拠点生活(セカンドハウス)前提であること。
40㎡となると、個室を作るのはかなり窮屈、むしろ無理な話です。
もし私たちに子どもができたときは、きっと2拠点目がメインの暮らしとなる、という想定をしています。
子ども部屋が要るようになるのはおそらく10歳(小学校中学年)くらいですかね?
その頃は私たちも40代半ば…と考えると、周辺環境も今とは変わっているはず。(より畑や山など自然の多い生活を望んでいるかも)
このように、割と人生計画と合わせて家づくりを考えていたのだな、と我ながら気づきました。結構、大切なことかもしれませんね。
その他、広さが小さいことでのメリットはこんなことがあります。
- 物件価格が抑えられる
- 管理費、修繕積立金が低く、月々のラインイングコストが抑えられる
- 固定資産税が安い
- リノベーションの工事費が抑えられる
先程の人生設計の続きを少し。
将来、2拠点を夢見て家づくりを進めていますが、もしかすると山暮らしがメインになった時、このマンションを売却したり、賃貸に出したりする可能性も考えられます。
実はそこも考慮していて、次回は『立地』編についてお届けしたいと思います。